投稿日: Jun 26, 2015 8:57:24 AM
7/19(日)、8/9(日) の二回にわたって神奈川大学理学部オープンキャンパスが開催され、木下佳樹研究室も以下の話題を提供します。
筆算のからくり
筆算の手順を表す簡単な計算機プログラムを順を追って書き進め、プログラムの本質を解説します。
『私はうそつき』の矛盾 - 自己言及と帰納・再帰
「私は今うそをついてます」という人を信用できるでしょうか？この主張が正しいとしても正しくないとしても矛盾に陥ります。こればかりでなく、自分自身について何か主張すると奇妙なことが起って困る場合があります。ところが、計算機のプログラミングでは、自分自身を呼び出す再帰呼出しや、定義の中で自分自身に言及する帰納的定義が重宝されます。自己言及の、困った側面とうまい側面について、短く解説します。